『サンドイッチに はさまれたいやつ よっといで』/岡田よしたか

      2022/04/28

「自分以外のなにかに抱かれたい」という願望は、誰もが持っているのかもしれない。
自分の足りないものを補ってほしい。
自分の余ったものを包んでほしい。

なにやら、食べ物たちにもそんな願望があるようで……。

食べ物たちが、おにぎりの「具」になりたいとやってきますが、生憎おにぎりには既に具が入っていました。
そこで、パンにはさんでもらおうと、パン屋にやってきた食べ物たち。
食パンにはさんでもらってご満悦。
すると、サンドイッチの具とは言い難い、たい焼きやたこ焼きなんかもやってきて、みんな食パンにはさんでもらいます。

何かにはさんでもらうというのは、安心感があるのかも。
『サンドイッチにはさまれたいやつ よっといで』を読んだ後は、お布団に挟まったり、座布団に挟まったり、お父さんとお母さんに挟んでもらったり、挟みあいごっこを楽しむのに最適。
そのときに感じるのは、なんともいえない安心感と、心地よさ。

大人だって、いつまでも時間を気にせずお布団に挟まれていたいんです。

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